日々是好日なれば、と…


by nappo_s
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

おてんちん!

「ほれほれ 辰吉さんや そんなに 慌ててどうしなさった」

「こりゃどうも 大家さん とんだところを見せちまって」

「いえねぇ なんともこっぱずかしい話なんですが 大家さん

 ちょいと あっしの胸のつかえを 聞いちゃくれませんか」

「そりゃ辰吉さんの 胸のつかえとやら 大家として聞かない

 わけにはまいりませんね」

「どうも ありがとございます」

「実はちかごろ とんとおつむのかげんが かんばしくなくって

 いつもは きちんと商売道具の のみや鉋を並べているんですがね

 いざ仕事に取りかかろうと 思ったらのみがない どこを探しても

 のみがない でえじなでじな商売道具 あっしは狭い家なかを

 探しまわりましたね」

「それで どこにあったと思います 大家さん」

「道具を大事にする辰吉さんのことだ 神棚でも上げてしまったのじゃないですか」

「それが とほほ大家さん なんとてめの手で ちゃんと握ってるしまつ」

「そりゃ よほど大事に 思ってたんでしょうな」

「それだけじゃすまないんですよ 大家さん ちかごろときたら つい口から出た

 ものが 逆さまに出ちまって 長屋のおかみさん連中に 笑われちまって」

「ほう それは どんなものが辰吉さんの 口からでるものかな」

「それがですね 長屋を出た先を 右におりて八百屋の先に 小汚い

 いやいや 古い小料理屋が あるのを大家さんは ごぞんじで」

「そう言えば 何度か目にしたことはありますが それが何か」

「大家さん あそこの名は ごぞんじで」

「えぇ たしか『丸八』でしたかねぇ」

「それそれ その『丸八』を あっしは『八丸』ってよんでしまうんで

 ついせんだっても 隣の大工のとめと いっぺいやろうという話になって

 『八丸』じゃどうかと あっしがいいやしたら とめの奴 そんな店は

 知らねえと ぬかしやがるもんで こうのこうの この所の店だと

 大きな声で教えてやったら とめの奴 そりゃ『丸八』だと笑われちまって

 めんぼくねぇたら ありゃしません」

「そりゃ辰吉さん なんぎしなさったねぇ」

「………」

「うーん はやとちりにうっかりは 江戸っ子の気質みたいなもんだが」

「大家さん なんとかなりませんかね」

「あっしの おつむにいいものは ありませんかねぇ」

「………」

「えぇーと しじみとか」

「そりゃ 肝の臓ですよ」

「えぇーと 八つ目うなぎとか」

「そりゃ 目ですよ」

「………」

「ひとつだけ 思いだしましたが 銀杏はどうでしょう

 丁度いまじぶんだと 辰吉さんもよく知ってる 照行寺の境内に

 大きな銀杏の樹が色ずいて 樹のたもとにはたくさんの銀杏が

 落ちて これを拾ってきて 皮を剥いて なにちょいと手が銀杏で

 匂いますが そこは工夫して お天道さんで乾かして 火で煎って

 殻がはじけたら 食べごろ どうですやってみては なんでも

 銀杏は おつむのはたらきにいいとか」

「大家さん それそれ それですよ 多少の匂なんて あっしには

 へのかっぱでやんすよ さすが大家さん 大家さんの 話を聞いて

 『鱗から目』 胸のつかえがすっとんと落ちやした」

「これこれ 辰吉さん それを言うなら『目から鱗』ですよ」

「こりゃまた おはずかしいかぎりで…」  
 
[PR]
# by nappo_s | 2014-02-16 12:03

如何なものかと?

この所の 気温差に身体が ついて行けません。

土曜日の暑かったこと20度超え そんな中東長寺さんで

節分の前日祭で 豆まきがあり ちゃんと今年の始まりに

福豆をキャッチしました。

明日はRyoちゃんの お誕生日 時間の経過が早すぎます。

今年こそは もっと勉強するぞと 正月に誓い はやひと月が過ぎ

まだ1冊の本しか読んでません。

このスピードで 走られては ついていけない。

…って新年そうそう 言い訳に 泣き言から入るのは

如何なものかと 自分に活を入れてます。

大事な時間は 自分で見つけて 自分で作るもの。

そう! いつやるのか?『今でしょう!』
[PR]
# by nappo_s | 2014-02-04 10:50

いつのまにか!

なななんと 年があけてました。

慌ただしく 年越しが過ぎ バタバタと新年が過ぎ

1月下旬となりました。

もちろんこんな時間の使い方はいただけません。

梅が咲きました…春はそこまできてます。

今年が始まったばかりなのに 焦ってます。

テレビのニュースを見れば やっぱり年が明けても

事件が起こり 情けない経済 稚拙な政治家 民を小馬鹿にした官僚

この国の将来に 若者の未来はないのか?

戦後 高度成長期に がむしゃらに働いて来た先輩方

こんな時代を 作るつもりじゃなかったはず。

戦後69年 原爆も敗戦も 戦後生まれには 悲しいかな希薄だ。

本当に怖いものを 体験せずに 平和に浸かりすぎてる。

外に目を向ければ この繋がった空の下で紛争があり 銃弾が飛び交ってる。

ちょっとした国内に目をやれば ネット社会蔓延。

『…自分専用にカスタマイズされたこの世界は ウェブカメラやYouTube

でこれまで 見られなかったものが見られ 過剰な視覚情報があふれ返る世界でもある

個別の事物から 事物一般への抽象もなく 事物相互の関係性という相対化もなく

ただ情報が散乱するなかで 私たちは自分の意思という実に不確かなものを

根拠に その日その日の快適さを消費し続けるのだが はて 自分の指と接続して

いるのが実はプログラムされた機械であることの気持ち悪さはないのだろうか。』


     高村 薫  『作家的時評集』


いつのまにか『もの創り日本』を 忘れてるのかな?
[PR]
# by nappo_s | 2014-01-27 17:02

感謝!

今年も あと二日となりました。

毎年恒例の 大きな行事を残すだけになりました。

掃除に買い出しに料理 いつまでこの行事できるかな?

そう!ひとつひとつ こなして行くだけです。

山がすぐそこに見えても 最初の一歩は裾野から

谷が深くても 最初の一歩があれば 登れる。

今年も 本当に色々あったけど 三人でよく頑張った。

頑張った『ご褒美』も頂いた。

『元気』であれば 乗り越えれる!

そして神から与えられた Missionをやり遂げよう!

今年も『ありがとうございました!』
[PR]
# by nappo_s | 2013-12-29 15:55

クリスマス!

昨日は 我が家のクリスマス!

外は雪やみぞれが 降って寒かったけど

我が家では 温かい手作りの料理で乾杯。

何だか幸せな時間でした。

今年も後わずか やはり早い一年でした。

この頃では 毎年加速度がついたように早い。

思い出してみれば それなりに忙しかった。

自分も周りも 自分の年を考えさせられる事も

たくさんあった。

しかし この年末にとても『幸せ』な事があった。

これで今年の 辛かった事は 全て帳消しだ!


『優しいほどに 切なくて 悲しいほどに 笑顔で』
[PR]
# by nappo_s | 2013-12-22 11:44